身体を動かすことは、健康に生きていくためにとても重要なことです。しかし、現代人の特に社会人は運動不足の人の割合が高いです。仕事で運動の時間が確保できなかったり、体力がもたなくなるなど様々な原因が挙げられるでしょう。運動をしないと健康上のリスクを抱えることになります。

まず、運動を習慣的に行うことは、生活習慣病の予防につながります。食べ物から摂取したエネルギーと消費したエネルギーはバランス良く保たれている状態が健康のために良い状態です。食べる量と運動のバランスが悪いと、摂取エネルギーが消費エネルギーを上回ってしまうために、使われなかったエネルギーは脂肪として蓄えられていきます。その状態がいわゆる「肥満」で、糖尿病や高血圧、脂質異常症といった病気に繋がる可能性があるのです。

また、筋力や身体機能の維持に繋がります。人間は持っている機能を使わないと驚くようなスピードで機能が低下していきます。「歩く」という普段からしているこの動作は簡単そうに見えて実は大腿四頭筋（大腿直筋・広筋）、大腿二頭筋など、多くの足の筋肉と、お尻や腰、背中、腕の筋肉も使っています。つまり、全身の筋肉を使って歩いているのです。

日常的に運動する習慣がない人は、今よりも歩く歩数を増やしたり、週2回30分を目安にウォーキングやランニング、テニスやサッカーなど何でも良いので運動することを少しでも意識づけしていけば、様々なリスクの予防ができるでしょう。より健康的でいたいならスポーツトレーナーやアスレティックトレーナーのように、スポーツで健康をサポートするスペシャリストを付けるとさらに効果的です。あるいは、スポーツと健康に関心があるのであれば、例えば大阪医専のようにスポーツのみならず医療分野も学べる専門学校に通って知識や技術を深めてしまうのも良いかもしれません。

健康でいるために、少しでも運動を心がけるようにしましょう。