子供の腰痛への対処法

子供の腰痛が増加中?

デスクワークをしている方の多くは、腰痛に悩まされているかと思います。腰痛というと、30代・40代といった大人の世代のもの、と思いがちですが、最近は小学生でも腰痛に悩んでいることがあるそうです。

小学生が腰痛に?と思われるかもしれませんが、それにはちゃんと理由があります。スマートフォンの普及により、前かがみの姿勢が増えてしまったということが1つの要因ではありますが、教科書の重量が増加し、重いランドセルを背負うことが大きな要因といわれています。また、長時間の勉強中につい姿勢が崩れ、体に負荷がかかることも腰痛の原因になるとされています。

子供にとって勉強は必要不可欠。少しでも体にかかる負荷を減らすためにも、正しい座り方を覚える必要があります。

正しい座り方を教えましょう

体に負荷をかけない座り方をするには、以下の4点に気を付けてください。

・深く椅子に腰掛けること
・肩は上げず、腕は90度程度に曲がっていること
・頭が前に突き出たり、顔が下向きになったりしないこと
・足をきちんと床につけること

特に、足が床についているかどうかは重要な指針となります。足が床についていないと、太ももの裏が座面によって圧迫されます。これにより血行が悪くなり、腰痛だけではなく、むくみなどの原因となります。椅子が高い場合は、足置きなどを置いて、出来る限り圧迫感を和らげる必要があります。

他にも、既に腰痛の症状が出ている子供でもそうでない子供でも、腰痛改善のストレッチを行うことをおすすめします。血行が良くなることで痛みが改善されることがあります。ストレッチは大人にも効果があるため、お風呂上りなどの体が温まっているタイミングで、家族みんなでやると良いでしょう。

慢性的に痛みを感じている場合は、カイロやホットタオルなどで温め、血行を良くすることも効果的です。その他にも、お風呂はシャワーだけではなく、湯船につかって体を芯から温めるようにしましょう。

家庭でできることを行っても効果が薄い場合は、子供向けの整体や整骨院にかかることもおすすめです。特に整骨院であれば、骨のバランスに基づいてアドバイスをしてくれるため、根本的解決の一助となります。

椅子を見直してみましょう

腰痛防止には、子供の使っている椅子を見直すことも重要です。

特に学習チェアは、勉強の間ずっと座っていることになりますから、特に気を使うようにしましょう。座面の高さを調整できるだけではなく、背の低い子供用に足置きがついているタイプの椅子もおすすめです。

子供用の学習チェアには、一生紀の製品をおすすめします。こちらは、ホームセンターなどで売られている学習チェアとは違い足置きがついているため、足がつかないうちでもむくみなどの症状を軽減します。さらに木を活用したあたたかな雰囲気があり、リビングやダイニングなどに学習机を置いているご家庭であっても、部屋の雰囲気を壊さずにご利用いただけます。

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